2014年8月7日木曜日

8月7日「うごく七夕2014 夜の部」

【うごく七夕2014 夜の部】



ラジオで七夕中継を聴いている、市内外のリスナーさんからのメールに元気をもらいながら、18時半ごろより再び高田町うごく七夕会場である、駅前通りに…。


少しずつ暗くなってくるにつれ、各祭組のお囃子も迫力が増してきました。これまでここで七夕ができたことへの「感謝」と、いるはずだった仲間たちへの「思い」がたくさんあふれていました。


「涙」は心の中にしまって、力強いお囃子と「笑顔」でこの地での最後の七夕をかみしめているかのようでした。


ある祭組の方が『ウチの山車の一番上にはね、空からしか見えないけど「おかえり」って書いてあるんだよ』とこっそり教えてくれました。

中継をしていてスタジオとの掛け合いをするために、ソニーのポケットラジオでずっとオンエアを聴いていましたが、夜の中継では、ジーッジーッと雑音が入ってきて聞き取りにくいことが時々ありました。オンエア上はクリアに出ていたみたいなので、七夕の灯りと威勢のいいお囃子につられて、みんなが帰って来ていたのかもしれません…。



この駅前通りでの「うごく七夕」は今年で最後となりました。ほとんどの町内会が解散した中で、それでもやっぱり七夕はやりたい。その強い気持ちが住民を集め、このような素晴らしい山車を作り、運行することができたのだと思います。


約10時間にわたる生中継をおつきあいいただいたリスナーの皆さま、ありがとうございました。
そしてインタビューにご協力いただいた市民の皆さま、ありがとうございました。

また来年も中継ができることを願って…。
2014年8月7日 阿部裕美