新年度がスタートし、早々に桜も散り、いよいよ新緑の季節を迎える時期がやってきました。
私こと阿部裕美は、本日をもって災害FMを退職することになりました。
2011年12月10日の開局から3年4ヶ月余り、本当にお世話になりました。
市内外のたくさんの方々との出会いは、一生の宝物であり、私の財産となりました。本当にありがとうございます。
開局した日、誰かが「だいこん、棒読み」とつぶやきました。この時からずっと、頭の中は24時間
のことだけになってしまいました。
声だけで、人に何かを伝えるとはどういうことか、どうしたら伝わるのか…毎日が勉強でした。でも、だんだんと伝えたい思いがたくさん湧き上がってきました。この災害から立ち上がるために、みんなの「声」を電波にのせよう、それまでなかった【高田のラジオ】から高田のことをいっぱい発信しようと思ってきました。しゃべりも機材の操作も全て1からのスタートでしたが、たくさんの方々に教えられ、支えていただきました。
仮設住宅での不便な暮らしを経験していない自分には、仮設住宅の取材はハードルが高かったです。だけど、どこへ行っても快く温かく迎え入れていただきました。その度に住民の皆さんから元気と勇気をいただきました。本当に感謝しています。
私のヘタクソなインタビューに応えて下さった皆さん、番組収録にご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
そして、私の拙いおしゃべりに耳を傾け、おつきあいいただいたリスナーの皆さんに心から感謝申し上げます。
そして、私の拙いおしゃべりに耳を傾け、おつきあいいただいたリスナーの皆さんに心から感謝申し上げます。
最後に偉そうなことを少し…。
この復興期、市民力が重要です。ひとりひとりが出来ることを出来る範囲で。役割を見つけ、自分が社会的な支援者になることで、それぞれの心の状態が安定していく。(by 元気の達人講座)
空から復興していく様を見守ってくれている1700名を越える仲間たちと一緒に、新しいまちを高田LOVE で!(by みなみの福興ラジオぷらす)
たくさんのメールやお花やプレゼント、ありがとうございました。
5月からは新体制の下、新編成でスタートします。これからも市民のラジオ、陸前高田災害FMをどうぞよろしくお願いいたします
パーソナリティ阿部裕美