19年に一度の冬至~「さくたん冬至」~
昔々、宮中では一定期間を経ると良い治世の世の中だという事を祝い宴が催されたという由来がある程、大変めでたい日、めでたい冬至の日。
さくたんの、「さく」は新月の事。「たん」は日が昇る時を指し太陽と月の両方が復活する日とも言われ旧暦では11月1日。
冬至は二十四節気の最後。北半球では、太陽の高さが1年で最も低くなり、昼が1年で最も短く夜が長くなる。この冬至には、かぼちゃを食べる風習が日本古来からある。
古来の日本は、冬至の頃には秋の収穫も終わり食べれる野菜は殆ど皆無。
そこで、保存期間が長く、不足しがちなビタミンを冬期間に採るには最適な野菜であった。
栄養もあり、体内でビタミンに変化するかぼちゃ。
また、かぼちゃにはビタミンAも豊富で美肌効果もあり、動脈硬化の予防、視力や歯にも栄養を送る。
そして万病の元の風邪の予防に効果がある。
これは、柚子も同じ。
陸前高田は北限の柚子の産地。写真参照
柚子の木は、寿命が長く病気に強い。その柚子にならい柚子風呂に入り無病息災を祈る風習になったと言われる。実際に柚子湯は風邪予防に効果があると言われている。
最後に1つ。冬至は転じて悪い事ばかり続いていた後でも、これからは幸福に向かう日とされている。
幸あれ。(大久保暢子)
さて、本日の放送予定です。
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※この番組は、陸前高田市を中心とした岩手県の昔話の朗読番組です。
昔話といっても、子ども向けの民話から大人向けの高田の歴史話など、様々な「昔話」をお送りします。朗読の担当は、市内の朗読ボランティア「ささ舟」の皆さんです。方言を駆使した温かい昔話や、時にこわ~い昔話をお楽しみください。
15:00~16:00 「川柳575便・第714回」(番組提供・仙台ラジオ3)
※仙台ラジオスリーさんが提供してくださっている川柳の番組です。
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