2012年3月4日日曜日

高田松原の一本松の今

高田松原の一本松は、すでに枯れてしまい、今はただそこに静かに立っているだけですが、多くの人に見守られながら、なおも自分の使命を果たそうとしているかのようです。




一本松を見に来られている方々は、みんな「なんとかして残した方がいいのではないか」と言っておられました。

今は松原の松の苗木が少しずつ大きくなっていますが、林となるまではこの先何年とかかります。

一本松を保存するにしても費用がかかることでしょう。

でも、松原復活のその日までなんとかして、この松の姿を見続けていけるような形を期待したいですね。

この一本松がなくなれば、高田松原という海岸自体も失ってしまう感覚になってしまいます。
記憶の中の高田松原は永遠ですが、それでもまた高田松原を見たいのです。

松と砂、今はどちらも失われてはいますが、また砂浜は長い時の間に復活するのではないかと思っている方も多いと思います。

以前とは同じではありませんが、それでも高田松原は復活をする…そう信じています。
そのために多くの方が努力を続けています。