4月25日の放送予定

おはようございます。

昭和8年に陸前高田駅が開業した時の映像を発見しました。
かなり貴重な映像ではないでしょうか。

明治29年の明治三陸大津波がきっかけとなって沿岸部の鉄道建設が叫ばれ、この開業は沿岸住民にとって、長年の悲願だったそうです。映像の中の鉄道開通を祝う住民の姿からもその喜びが伝わってきます。明治三陸大津波のあとに一関から始まった鉄道建設が38年経ち、やっと気仙地方・矢作まできたところで今度は昭和三陸大津波（昭和8年3月）に襲われました。そこから急ピッチで建設が進められ、昭和三陸大津波から9か月後の12月15日に竹駒-陸前高田-脇ノ沢-小友-細浦と一気に開業したのだそうです。

開業からもうじき80年というところで、東日本大震災大津波により竹駒-陸前高田-脇ノ沢-小友-細浦間は被災し、駅舎もレールも流失しました。津波がきっかけで建設され津波によってさらわれるという皮肉な現実に言葉もありません。

陸前高田市の復興計画には、嵩上げした新市街地に陸前高田駅が描かれてはいるけれど、現在のところ、鉄道復活の声は聞こえてきません。同じことが二度と繰り返されない方法で鉄道を復活してほしい、きっと市民の誰もが、きっと先人たちも、そう望んでいるんじゃないかと思います。

さて、本日の放送予定です。

9：00～10：00　 「情報every・陸前高田」 （生放送）

10：00～10：30　「ラジオ広報りくぜんたかた」
10：30～11：00　「ラジオ広報おおふなと」

11：00～12：00　音楽タイム（演歌・歌謡曲の時間）

12：00～13：00　「情報ｅｖｅｒｙ・陸前高田」 （朝の再放送）

13：00～14：00　「武蔵咲絵のミュージックMOO 第27回」（生放送）
※陸前高田災害FMのパーソナリティ武蔵咲絵がお届けする音楽番組です。月曜〜木曜はラジオ広報ですが、毎週金曜13：00は「武蔵咲絵のミュージックMOO」でお楽しみください。午後のひととき、リスナーの皆さんからのリクエストを中心に、テーマから選りすぐりの音楽と、割と手厳しい 武蔵咲絵の軽妙なトークでお送りする1時間。本日のテーマは『山口百恵　特集』です。
リクエストはrikuzentakata.fm@gmail.comまでお願いします。

14：00～14：55　「気仙のじいちゃん気仙のばあちゃん昔語り」 （再放送）

15：00～15：45　「トーク&トーク・大垣カツさん」（収録）
※復興応援曲『高田の一本松～生きてりゃいいこときっとある～』という曲を作ってくださったフォークデュオ・サスケの大垣カツさんが、陸前高田を再訪問されました。昨年病気のため双子の弟タカさんを亡くされ、今回はお一人での訪問となりましたが、明るく前向きに～生きてりゃいいこときっとある～を実践されているカツさんの明るい『声』をお聴きください。

16：00～17：00　音楽タイム
　　

17：00～18：00　「情報every・陸前高田」 （生放送）

18：00～18：30　「ラジオ広報りくぜんたかた」（再放送）
18：30～19：00　「ラジオ広報おおふなと」（再放送）

《19：00～翌朝9：00　再放送プログラム》

今日も一日よろしくお願いいたします。